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平成30年度(前期)2級建築施工管理技士 学科試験 No.22 を解説、コンクリートの調合

平成30年度(前期)2級建築施工管理技士 学科試験 No.22 は、コンクリートの調合 に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なもの(または誤っているもの)を選びます。

この問題で問われていること

  1. 細骨材率と単位水量
  2. 高強度コンクリートと高性能AE減水剤
  3. 単位セメント量とワーカビリティー
  4. 川砂利と砕石の混合使用

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢1(細骨材率が大きすぎると単位水量が多く必要になる(小さすぎる、は逆))

細骨材率は、骨材全体に占める砂(細骨材)の割合のことなんです。

砂は表面積が大きいので、砂の割合(細骨材率)が大きいほど、同じやわらかさにするために多くの水が要ります。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ×(誤り) 細骨材率が大きすぎると、所定スランプを得る単位水量が多く必要になる(小さすぎる、は誤り)
2 ◯(正しい) 高強度コンクリートには高性能AE減水剤の使用が有効
3 ◯(正しい) 単位セメント量が少なすぎるとワーカビリティーが悪くなる
4 ◯(正しい) 川砂利と砕石は各々が所定品質を満たせば混合使用してよい

選択肢1 のポイント(ここが誤り)

砂は表面積が大きいので、砂の割合(細骨材率)が大きいほど、同じやわらかさにするために多くの水が要ります。

つまり細骨材率が大きすぎると単位水量が増えるわけです。

選択肢1は「細骨材率が小さすぎると単位水量を多く必要とする」としていますが、向きが逆なので誤りです。

ザックリ言えば、砂が多いほど水が要る、ということです。

覚え方

  • 細骨材率が大きすぎると単位水量増
  • 高強度=高性能AE減水剤が有効
  • 単位セメント量が少なすぎるとワーカビリティー悪化

一問一答

Q.

細骨材率が大きすぎると、所定スランプに必要な単位水量はどうなるか。

多く必要になります。砂が多いと表面積が増え、同じやわらかさにより多くの水が要るためです。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成30年度(前期)2級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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