令和2年度(後期)2級建築施工管理技士 学科試験 No.22 は、コンクリートの調合に関する問題です。
この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ◯(正しい) | 耐久性確保のためには水セメント比は小さいほうがよい |
| 2 | ◯(正しい) | スランプが大きいと細骨材率が小さすぎる場合に分離しやすい |
| 3 | ×(誤り) | スランプは工場出荷時ではなく荷卸し地点(現場到着時)の値を指定する |
| 4 | ◯(正しい) | AE減水剤を用いると所定のスランプを得る単位水量を減らせる |
スランプは、コンクリートのやわらかさ(流動性)を表す指標です。
コンクリートはミキサー車で運ばれる間に少しずつ硬くなるため、出荷時の値を決めても現場では変わってしまいます。
そこで、実際に使う直前である荷卸し地点での値を指定して管理するんです。ここは出荷時と取り違えやすいですね。
ザックリ言えば、スランプは荷卸し地点で管理、ということです。
スランプは、工場出荷時と荷卸し地点のどちらの値を指定するか。
荷卸し地点(現場到着時)の値です。運搬中に変化するためです。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月
正解:選択肢3(これが最も不適当な記述)
スランプは、運搬中に変化することがあるんです。だから工場出荷時ではなく、現場に着いた時点の値で管理します。
選択肢3はスランプは工場出荷時の値を指定するとしていますが、これは誤りで、荷卸し地点(現場到着時)の値を指定します。