ゼロから学ぶ建築施工管理

  1. HOME
  2. 過去問解説
  3. 2級建築施工管理技士
  4. 令和3年
  5. > No.9 単純梁の垂直反力

令和3年度(後期)2級建築施工管理技士 No.9 を解説、単純梁の垂直反力

令和3年度(後期)2級建築施工管理技士 第一次検定 No.9 は、単純梁の垂直反力に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、正しいものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 等変分布荷重の合力の大きさ
  2. 合力の作用位置(重心)
  3. 支点Aの垂直反力
  4. 支点Bの垂直反力

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢2(これが正しい反力比)

等変分布荷重(三角形分布)は、合力が三角形の重心に作用すると考えると解けるんです。

合力は荷重の大きい側に寄った位置に作用するため、近い側の支点の反力が大きくなります。図は公式PDFで確認したうえで、合力の作用位置のモーメントのつり合いから反力比を求めましょう。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ×(誤り) 図と合わない反力比のため誤り
2 ○(正しい) 合力作用位置のつり合いから求めた正しい反力比
3 ×(誤り) 図と合わない反力比のため誤り
4 ×(誤り) 図と合わない反力比のため誤り

選択肢2のポイント(考え方)

この問題は図を見て解く計算問題なので、図の形状は建設業振興基金の公式PDFで確認してください。

三角形分布荷重は、全体を1つの集中荷重(合力)に置き換えます。合力の大きさは三角形の面積、作用位置は三角形の重心です。

重心は荷重の大きい側に寄るので、その側の支点反力が大きくなります。あとは支点まわりのモーメントのつり合いで反力比が求まります。

覚え方

  • 三角形分布=合力は三角形の重心に作用
  • 荷重の大きい側の反力が大きい
  • 反力はモーメントのつり合いで求める

一問一答

Q.

等変分布荷重で、合力はどこに作用すると考えるか。

荷重分布(三角形)の重心位置に作用すると考えます。

令和3年 2級建築施工管理技士 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和3年度(後期)2級建築施工管理技術検定 第一次検定 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

▼令和3年 2級建築施工管理技士▼

▼他の年度▼

▼他の試験▼

▼カテゴリ一覧▼

Topへ >>