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令和3年度(前期)2級建築施工管理技士 No.3 を解説、色

令和3年度(前期)2級建築施工管理技士 第一次検定 No.3 は、色に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 明度と膨張感
  2. 面積と見え方
  3. 補色の関係
  4. 補色対比の効果

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢2(これが最も不適当な記述)

同じ色でも、面積が大きいほど明るく鮮やかに見えるんです。これを面積効果といいます。記述は大小が逆です。

選択肢2は面積が小さいほど明るさや鮮やかさが増すとしていますが、面積効果は逆なので誤りです。正しくは面積が大きいほど明るく鮮やかに見えるわけです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(正しい) 明度が高い色ほど膨張して見える
2 ×(誤り) 面積が小さいほどではなく大きいほど明るく鮮やかに見える
3 ○(正しい) 2つの有彩色を混ぜて灰色になるとき補色の関係
4 ○(正しい) 補色どうしを対比すると鮮やかさが増す

選択肢2のポイント(ここが誤り)

色は、見る面積によって印象が変わります。

同じ色でも大きな面積で見ると、明るさや鮮やかさが増して見えます。これが面積効果です。小さい見本で選んだ色を壁一面に塗ると、思ったより明るく派手に見えるのはこのためです。

ザックリ言えば、「面積が大きいほど明るく鮮やか」で、選択肢2は逆だ、ということです。

覚え方

  • 面積効果=面積が大きいほど明るく鮮やか
  • 明度が高い色ほど膨張して見える
  • 補色対比で鮮やかさが増す

一問一答

Q.

同じ色で面積が大きいと明るさ・鮮やかさはどうなるか。

増して見えます(面積効果)。小さいほど増すのではありません。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和3年度(前期)2級建築施工管理技術検定 第一次検定 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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