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令和4年度(後期)2級建築施工管理技士 No.40 を解説、鉄筋コンクリート造の解体工事

令和4年度(後期)2級建築施工管理技士 第一次検定 No.40 は、鉄筋コンクリート造建築物の解体工事に関する能力問題です。

この問題は能力問題で、4つの記述のうち、不適当なものを2つ選びます。

この問題で問われていること

  1. 設備停止の確認
  2. クロスとせっこうボードの分別
  3. 騒音・飛散防止の養生
  4. 各階の解体順序

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢2・3(不適当な2つ)

クロスとせっこうボードは分別して撤去するんです。また粉じんの飛散防止には、メッシュシートだけでなく防音・防じん効果のあるシートが必要です。

選択肢2はクロスとせっこうボードを一緒に撤去しており分別の点で不適当、選択肢3は全面をメッシュシートのみで養生としていますが、メッシュシートは粉じんを十分に防げないため不適当です。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ×(適当) 設備停止と給水・ガス・電力・通信の停止を確認するのは適当
2 ○(不適当) クロスとせっこうボードを一緒に撤去するのは不適当(分別する)
3 ○(不適当) 騒音・飛散防止にメッシュシートのみは不適当(防音・防じんシート)
4 ×(適当) 中央部を先行し外周部を最後に解体するのは適当

図はありません。不適当なのは選択肢2と3で、分別撤去と養生方法の点が誤りです。

選択肢2・3のポイント(ここが不適当)

選択肢2:壁紙(クロス)と下地のせっこうボードは、リサイクルや処理の区分が異なるため、分別して撤去します。一緒に撤去すると分別処理ができません。

選択肢3:メッシュシートは網目状で、落下物防止には役立ちますが、解体で生じる粉じんや騒音を十分には抑えられません。防じん・防音性のあるシートで養生する必要があります。

ザックリ言えば、分別撤去と適切な防じん養生が必要で、この2つを欠く記述が不適当ということです。

覚え方

  • クロスとせっこうボードは分別して撤去
  • 粉じん防止はメッシュシートだけでは不十分(防じんシート)
  • 解体前に設備停止を確認

一問一答

Q.

解体時、壁のクロスとせっこうボードはどう撤去するか。

分別して撤去します。処理区分が異なるためです。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和4年度(後期)2級建築施工管理技術検定 第一次検定 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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