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令和7年度(後期)2級建築施工管理技士 No.37を解説、通路及び足場

令和7年度(後期)2級建築施工管理技士 第一次検定 No.37は、通路及び足場に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 高さ8m以上の登り桟橋の踊場間隔
  2. 勾配15°以下の登り桟橋に踏桟は必要か
  3. 枠組足場の壁つなぎの水平方向間隔
  4. 枠組足場の階段の手すりの高さ

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その4つの記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢3(これが最も不適当な記述)

壁つなぎの間隔は単管足場とごちゃ混ぜになりがちなんですが、ここを混同すると間違えます。枠組足場の壁つなぎは垂直方向9m以下・水平方向8m以下と決まっているわけです。問題文の水平方向10mは8mを超えており、規定オーバーということです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(正しい) 高さ8m以上の登り桟橋は高さ7m以内ごとに踊場を設ける
2 ○(正しい) 勾配15°以下の登り桟橋には踏桟を設けなくてよい
3 ×(誤り) 枠組足場の壁つなぎ水平方向は8m以下。10mは超過
4 ○(正しい) 枠組足場の階段の手すりの高さは踏板より90cmとした

選択肢3は、枠組足場の壁つなぎの水平方向間隔を10mとした点が誤りで、水平方向は8m以下と定められています。

選択肢3のポイント(ここが誤り)

つまずきやすいのは、足場の種類ごとに壁つなぎの間隔が違う点ですね。

壁つなぎは、足場が建物から離れて倒れないようつなぎ止める部材です。枠組足場では、垂直方向9m以下、水平方向8m以下と決められています。

選択肢3は枠組足場の壁つなぎの水平方向間隔を10mとしていますが、ここが不適当です。なぜかというと、水平方向10mは規定の8mを超えているからなんです。

足場の種類で数値が異なる点を取り違えやすく、規定をオーバーしている点がここが誤りということです。

覚え方

  • 枠組足場の壁つなぎは垂直9m以下・水平8m以下(水平10mはアウト)
  • 高さ8m以上の登り桟橋は7m以内ごとに踊場
  • 勾配15°以下の登り桟橋は踏桟不要
  • 枠組足場の階段手すりは踏板より90cm

一問一答

Q.

枠組足場の壁つなぎの間隔は、垂直方向・水平方向それぞれ何m以下か。

垂直方向9m以下、水平方向8m以下です。

Q.

高さ8m以上の登り桟橋には、何m以内ごとに踊場を設けるか。

高さ7m以内ごとに踊場を設けます。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和7年度(後期)2級建築施工管理技術検定 第一次検定 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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