ゼロから学ぶ建築施工管理

  1. HOME
  2. 過去問解説
  3. 2級建築施工管理技士
  4. 令和7年
  5. > No.43 建築確認手続き等

令和7年度(前期)2級建築施工管理技士 No.43を解説、建築確認手続き等

令和7年度(前期)2級建築施工管理技士 第一次検定 No.43は、建築確認手続き等に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、誤っているものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 特定工程後の工事はいつから施工できるか
  2. 工事施工者の設計図書の備付け義務
  3. 高さ2m超の擁壁はいつから施工できるか
  4. 完了検査は申請受理から何日以内か

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その4つの記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢4(これが誤っている記述)

「14日以内」という数字が引っかけです。完了検査は申請を受理した日から7日以内に行わなければならないんです。中間検査と数字を混同しがちなところですが、完了検査は7日と覚えておくと迷いませんね。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(正しい) 特定工程後の工事は中間検査合格証の交付後でなければ施工できない
2 ○(正しい) 工事施工者は設計図書を工事現場に備えておく義務がある
3 ○(正しい) 高さ2mを超える擁壁は確認済証の交付後でなければ施工できない
4 ×(誤り) 完了検査は受理の日から7日以内。14日以内ではない

選択肢4は、完了検査を14日以内に行うとしている点が誤りで、正しくは7日以内です。

選択肢4のポイント(ここが誤り)

検査の「期間」がポイントです。中間検査完了検査で日数が違うので混乱しやすいところですね。

選択肢4は「完了検査の申請を受理した日から14日以内に検査をしなければならない」としていますが、数字が違います。建築主事等は、受理した日から7日以内に検査をしなければなりません。

なぜかというと、14日という数字は別の手続きの記憶と混ざりやすく、完了検査は1週間以内と決まっているからなんです。日数を取り違えている点がここが誤りということです。

覚え方

  • 完了検査は受理から7日以内(14日は誤り)
  • 特定工程後の工事は中間検査合格証の交付後でなければ施工不可
  • 工事施工者は設計図書を工事現場に備える義務
  • 高さ2m超の擁壁は確認済証の交付後でなければ施工不可

一問一答

Q.

建築主事等は、完了検査の申請を受理した日から何日以内に検査をしなければならないか。

7日以内です。

Q.

高さが何mを超える擁壁は、確認済証の交付後でなければ施工できないか。

2mを超える擁壁です。

令和7年 2級建築施工管理技士 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和7年度(前期)2級建築施工管理技術検定 第一次検定 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

▼令和7年 2級建築施工管理技士▼

▼他の年度▼

▼他の試験▼

▼カテゴリ一覧▼

Topへ >>