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平成27年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.75 を解説、元請負人の義務

平成27年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.75 は、元請負人の義務 に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、誤っているものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 出来形払受領時は下請代金を1月以内・できる限り短期に支払う
  2. 特定建設業者は下請の法令違反防止の指導に努める
  3. 工程の細目等を定める際はあらかじめ下請の意見をきく
  4. 完成通知受領後20日以内・できる限り短期に検査を完了する

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢4(これが誤っている記述)

元請負人は、下請から完成通知を受けた日から20日以内、かつできる限り短い期間に、完成確認の検査を完了しなければなりません。

本肢の期間がこの「20日以内」と異なっているため誤りです。

ザックリ言えば、完成検査は通知から20日以内、ということです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) 下請代金の支払期限で正しい
2 ◯(正しい) 下請指導の努力義務で正しい
3 ◯(正しい) 下請の意見聴取で正しい
4 ×(誤り) 完成通知を受けてからの検査完了は、通知を受けた日から20日以内が正しく、本肢の期間(20日を超える設定)は誤り

選択肢4 のポイント(ここが誤り)

元請負人は、下請負人から「工事が完成した」という通知を受けたら、できるだけ早く完成を確認する検査をします。下請がいつ代金を受け取れるかに関わるため、期限が決められています。

建設業法では、その期限を「通知を受けた日から20日以内、かつできる限り短い期間内」と定めています。

選択肢4はこの期間を取り違えており、20日以内という基準を外しています。完成検査は通知から20日以内、と押さえてみましょう。

覚え方

  • 完成確認検査は通知を受けた日から20日以内
  • 出来形払の下請代金は1月以内
  • 工程細目は下請の意見を事前に聴取

一問一答

Q.

元請が下請の完成通知を受けてから検査を完了する期限は。

通知を受けた日から20日以内です。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成27年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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