令和6年度 1級建築施工管理技士 第一次検定 No.43は、打合せ記録・施工体系図・完成図・設計図書に関する記録の保存規定を問う問題です。
この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その4つの記述で問われている論点を整理したものです。
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(正しい) | 打合せ記録のうち相互に交付したものでないものは保存しないとした。保存対象は相互に交付した記録 |
| 2 | ○(正しい) | 施工体系図: 目的物の引渡しをしたときから10年間保存する |
| 3 | ×(誤り) | 完成図: 引渡しから5年間としたのは誤り。営業に関する図書として10年間保存する |
| 4 | ○(正しい) | 設計図書の訂正に至らない事項の協議結果も記録を整備することとした |
選択肢3の「完成図を引渡しから5年間保存することとした」という記述が誤りで、完成図など営業に関する図書は引渡しから10年間保存します。
完成図や発注者との打合せ記録、施工体系図は、建設業法施行規則で「営業に関する図書」として保存が義務づけられています。後日の確認や紛争防止のため、長く残しておく必要があるわけです。
この営業に関する図書の保存期間は、目的物の引渡しから10年間です。問題文の「完成図を5年間保存」は期間が短く、ここが誤りなんです。
ザックリ言えば、営業に関する図書は10年保存で統一されている、ということです。
完成図や施工体系図など、営業に関する図書の保存期間は引渡しから何年間か。
10年間です。完成図を5年間とするのは誤りで、営業に関する図書は引渡しから10年間保存します。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月
正解:選択肢3(これが誤っている記述)
完成図や発注者との打合せ記録、施工体系図といった営業に関する図書は、目的物の引渡しから10年間保存します。「完成図を5年間保存することとした」という記述は誤りです。建設業法施行規則が定める保存期間は10年間で、5年間では足りません。