ゼロから学ぶ建築施工管理

  1. HOME
  2. 過去問解説
  3. 2級建築施工管理技士
  4. 平成27年
  5. > No.28 材料等の保管

平成27年度 2級建築施工管理技士 学科試験 No.28 を解説、材料等の保管

平成27年度 2級建築施工管理技士 学科試験 No.28 は、工事現場における材料等の保管に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. セメントなど湿気に弱い材料の保管
  2. アルミニウム製建具の保管姿勢
  3. 板ガラスの保管姿勢
  4. 巻いて運ぶ材料の保管

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢2(これが最も不適当な記述)

建具やガラスのような平らで大きい材料は、寝かせると自分の重さで変形しやすいんです。ここは姿勢を取り違えやすいですね。

選択肢2はアルミ製建具を平積みとしていますが違います。正しくは立てて保管します。覚え方は建具・ガラスは立てて保管です。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) 湿気に弱い材料は乾燥した場所で保管する
2 ×(誤り) アルミ製建具は平積みでなく立てて保管する
3 ◯(正しい) 板ガラスは立てて保管する
4 ◯(正しい) 巻いて扱う材料は立てて保管する

選択肢2のポイント(ここが誤り)

アルミニウム製建具は、サッシなどの大きくて薄い部材です。寝かせて積み重ねると、自分の重さや上に乗る荷重で反りや変形が起きやすいんです。

そこで、アルミ製建具は立てて保管するのが原則です。下に角材を当て、寄りかからせて並べます。

選択肢2は床に角材を敷いて平積みとしていますが、これでは変形のおそれがあって不適当です。

たとえば板ガラスも同じ理由で立てて置きます。平らで大きい材料は立てる、と覚えると整理しやすいですね。

ザックリ言えば、建具やガラスのような薄くて大きい材料は寝かせず立てる、ということです。

覚え方

  • アルミ製建具・板ガラス=立てて保管
  • 平積みは反りや変形のもと
  • 薄くて大きい材料は立てるのが基本

一問一答

Q.

アルミニウム製建具は、床に角材を敷いて平積みで保管してよいか。

不適当です。アルミニウム製建具は立てて保管します。平積みにすると反りや変形が生じるおそれがあるためです。板ガラスも同様に立てて保管します。

平成27年 2級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成27年度 2級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

Topへ >>