平成27年度 2級建築施工管理技士 学科試験 No.29 は、工程計画に関する問題です。
この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ◯(正しい) | 全体から部分へと工程計画を立てる |
| 2 | ◯(正しい) | 各作業の所要日数を適切に見積もる |
| 3 | ◯(正しい) | 工期短縮には費用増を伴う場合がある |
| 4 | ×(誤り) | 山崩しは資源の平準化が目的で工期短縮ではない |
山積工程表は、日ごとに必要な労務や機械の量を積み上げて棒状に表したものです。山が高い日は資源が集中していることを表します。
山崩しは、その高い山を低い日へ振り分けて、必要量のでこぼこをならす作業です。
こうすると、人や機械をムダなく使え、ピーク時の手配も楽になります。つまり目的は資源の必要量の平準化です。
選択肢4は山崩しを工期短縮のためとしていますが、これは目的が違います。工期そのものを縮めるのは別の手段ですから、不適当です。
ザックリ言えば、山崩しは「ヤマをならして人や機械の使い方を平らにする」ものだ、ということです。
山積工程表における山崩しは、工期を短縮するために行うものか。
違います。山崩しは労務や機械などの資源の必要量を平準化するために行います。日ごとの必要量のピークをならし、人や機械をムダなく使えるようにする目的です。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月
正解:選択肢4(これが最も不適当な記述)
「山崩し」は名前だけ見ると工期を削るように聞こえますが、目的は別なんです。ここは目的を取り違えやすいですね。
選択肢4は山崩しを工期短縮のためとしていますが違います。本来は資源の必要量を平準化するためです。覚え方は山崩しはヤマをならして平準化です。