平成28年度 2級建築施工管理技士 学科試験 No.37 は、埋戻しに関する問題です。
この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ◯(正しい) | 透水性のよい砂質土は埋戻しに適する |
| 2 | ×(誤り) | 締固めには均等係数の大きい砂質土がよい、小さいものは不適 |
| 3 | ◯(正しい) | まき出し厚さを管理しながら締め固める |
| 4 | ◯(正しい) | 砂質土の埋戻しで水締めを行うのは適切 |
埋戻しでは、土をしっかり締め固めて沈下を防ぐことが大切です。
このとき土の粒の大きさのそろい具合を表すのが均等係数です。
均等係数が大きいほど、大小いろいろな粒が混ざっています。小さい粒がすき間を埋めるので、よく締まります。
逆に均等係数が小さいと、似たような大きさの粒ばかりでスカスカになり締まりにくくなります。
選択肢2は均等係数の小さいものを使うとしていますが、これでは締固めに向きません。誤りです。
ザックリ言えば、埋戻し土は粒のばらつきが大きい=均等係数の大きいものがよい、ということです。
埋戻し土の砂質土は、均等係数が大きいものと小さいもののどちらが締固めに適するか。
均等係数の大きいものです。粒度分布の幅が広く大小の粒が混ざるため、すき間が埋まってよく締まります。小さいものは不適です。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月
正解:選択肢2(これが最も不適当な記述)
均等係数は名前だけ見ると「小さいほうがそろっていて良さそう」と勘違いしがちなんです。ここは逆に覚えてしまいやすいところですね。
選択肢2は均等係数が小さいものを使うとしていますが違います。締固めには均等係数の大きい砂質土がよいんです。