平成28年度 2級建築施工管理技士 学科試験 No.50 は、木造建築物の解体工事に関する問題です。
この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ◯(正しい) | 建具・畳などは先に撤去する |
| 2 | ◯(正しい) | 内装材は分別して撤去する |
| 3 | ×(誤り) | 屋根葺材は手作業で取り外す、下地材と共に機械撤去は誤り |
| 4 | ◯(正しい) | 解体は上部から下部へ順に進める |
木造建築物の解体では、ただ壊すのではなく材料を種類ごとに分ける分別解体が求められます。
なぜかというと、瓦やスレートなどの屋根葺材と、その下の木の下地材とでは、処分やリサイクルの扱いが違うからなんです。
そこで屋根葺材は、まず手作業でていねいに取り外します。こうして葺材と下地材を分けてから、それぞれ処理します。
例えば瓦は割らずに下ろせば再利用もできます。一緒に機械でつかんで壊すと混ざってしまい、分別できません。
選択肢3は下地材と共につかみ機で一括撤去するとしているので、分別解体に反します。誤りです。
ザックリ言えば、屋根葺材は機械でまとめず手作業で外して分ける、ということです。
木造建築物の解体で、屋根葺材はどのように取り外すのが適切か。
分別解体のため手作業で取り外します。下地材と共につかみ機で一括撤去するのは不適当です。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月
正解:選択肢3(これが最も不適当な記述)
解体は壊せば早い、と思いがちなんです。ですが分別解体では「分けて外す」が基本ですね。
選択肢3は下地材と共につかみ機で取り外すとしていますが違います。屋根葺材は分別のため手作業で取り外すんです。