ゼロから学ぶ建築施工管理

  1. HOME
  2. 過去問解説
  3. 2級建築施工管理技士
  4. 平成28年
  5. > No.61 床のフローリングボード張り

平成28年度 2級建築施工管理技士 学科試験 No.61 を解説、床のフローリングボード張り

平成28年度 2級建築施工管理技士 学科試験 No.61 は、床のフローリングボード張りに関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 敷居ぎわの空隙の取り方
  2. 根太張り用ボードの隠し釘留め
  3. 生じた目違いの平滑のしかた
  4. 直張り工法の下張り用床板の厚さ

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢3(これが最も不適当な記述)

木の床の段差をパテで埋めようとしがちですが、それは間違いなんです。ここは処理方法を取り違えやすいところですね。

選択肢3は目違いをパテかいで平滑にしたとしていますが違います。サンディング(研磨)で削って平らにするんです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) 伸縮を考え敷居下に空隙を設ける
2 ◯(正しい) 根太に接着剤を塗り雄ざねから隠し釘留めする
3 ×(誤り) 目違いはサンディング(研磨)で平滑にする
4 ◯(正しい) 直張りの下張り用床板は厚さ12mmの構造用合板

選択肢3のポイント(ここが誤り)

フローリングを張ると、隣り合う板の境目にわずかな段差ができることがあります。これを目違いといいます。

木の床の目違いは、研磨機で表面を削って平らにします。これがサンディングです。

例えば床全体をサンダーで均すと、段差がなくなって仕上げの塗装ものりやすくなります。

選択肢3はパテかいで平滑にするとしていますが、パテは表面に盛る材料で、木の床の段差処理には向きません。削って平らにするのが正しいので、誤りです。

ザックリ言えば、木の床の段差は埋めるのではなく削って均す、ということです。

覚え方

  • フローリングの目違いはサンディング(研磨)
  • パテかいは盛る処理で木床には不向き
  • 段差は埋めずに削って均す

一問一答

Q.

フローリングボードに生じた目違いは、どのように平滑にするか。

サンディング(研磨)で削って平滑にします。パテかいは表面に盛る処理で、木の床の段差処理には適しません。

平成28年 2級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成28年度 2級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

▼平成28年 2級建築施工管理技士▼

▼他の年度▼

▼他の試験▼

▼カテゴリ一覧▼

Topへ >>