平成29年度(後期)2級建築施工管理技士 学科試験 No.82 は、シーリング工事に関する問題です。
この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ◯(正しい) | プライマーは目地の接着面に均一に塗布する |
| 2 | ◯(正しい) | バックアップ材で目地深さと三面接着の回避を行う |
| 3 | ◯(正しい) | マスキングテープはへら仕上げ後すぐにはがす |
| 4 | ×(誤り) | シリコーン系のはみ出しは硬化後に除去する |
シリコーン系シーリング材には、周囲を汚染しやすい性質があります。未硬化のうちに拭くと、かえって油分が広い範囲に伸びてしまうんです。
はみ出しを硬化前に拭き取ると、薄く広がって下地にしみ込み、あとから塗装がのらない撥水汚染になります。
だからシリコーン系のはみ出しは、硬化してゴム状に固まってから、こすり取るように除去するのが正しいわけです。
選択肢4は硬化前に直ちに除去するとしているので、汚染を広げる誤った手順になります。
ザックリ言えば、シリコーン系のはみ出しは固めてから取る、ということです。
充填箇所以外に付着したシリコーン系シーリング材は、いつ除去するか。
硬化後に除去します。硬化前に拭くと油分が広がって撥水汚染を起こすため、固まってからこすり取ります。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月
正解:選択肢4(これが最も不適当な記述)
シリコーン系はほかの塗装やシールに移って汚す性質があるんです。だからはみ出しの拭き取りも、やみくもにやると逆効果になります。
選択肢4は硬化前に直ちに拭き取るとしていますが間違いです。シリコーン系のはみ出しは、硬化後に固まった状態で除去するのが正しいんです。