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平成30年度(前期)2級建築施工管理技士 学科試験 No.13 を解説、建具の性能項目(JIS)

平成30年度(前期)2級建築施工管理技士 学科試験 No.13 は、建具の性能項目 に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なもの(または誤っているもの)を選びます。

この問題で問われていること

  1. 耐衝撃性の定義
  2. 断熱性の定義
  3. 開閉力の定義
  4. 耐候性の定義

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢4(耐候性は屋外環境に対する劣化のしにくさ(寸法変化の話ではない))

耐候性とは、日射・雨・温度変化など屋外の環境作用にさらされても、性能が劣化しにくい程度のことなんです。

耐候性は、紫外線や風雨による色あせ・劣化のしにくさを指します。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) 耐衝撃性とは衝撃力に耐える程度をいう
2 ◯(正しい) 断熱性とは熱の移動を抑える程度をいう
3 ◯(正しい) 開閉力とは開閉操作に必要な力の程度をいう
4 ×(誤り) 耐候性とは屋外暴露など環境作用に対する劣化のしにくさをいう。「形状寸法が変化しない程度」は別の性能(変形・寸法安定)の説明

選択肢4 のポイント(ここが誤り)

耐候性は、紫外線や風雨による色あせ・劣化のしにくさを指します。

選択肢4は「環境の変化に対して形状寸法が変化しない程度」としていますが、これは寸法安定性に近い説明で、耐候性の定義としては不適当です。

ザックリ言えば、耐候性は屋外で長持ちするかどうかの性能、ということです。

各性能項目の正確な定義はJISの規定で確認しておきましょう。

覚え方

  • 耐候性=屋外環境での劣化のしにくさ
  • 耐衝撃性=衝撃に耐える程度
  • 断熱性=熱移動を抑える程度

一問一答

Q.

建具の「耐候性」とは何を表す性能か。

日射や風雨など屋外の環境作用に対して劣化しにくい程度です。形状寸法の変化のしにくさではありません。

平成30年 2級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成30年度(前期)2級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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