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平成30年度(前期)2級建築施工管理技士 学科試験 No.24 を解説、在来軸組構法における木工事

平成30年度(前期)2級建築施工管理技士 学科試験 No.24 は、在来軸組構法の木工事 に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なもの(または誤っているもの)を選びます。

この問題で問われていること

  1. 胴差の継手
  2. 土台の継手とアンカーボルト
  3. 垂木の継手
  4. 大引の継手

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢2(土台の継手はアンカーボルトで上木を締め付ける)

土台の継手(腰掛けあり継ぎ)は、上木と下木が重なる部分があるんです。

アンカーボルトは、上に載る方の材(上木)を基礎に引き付けて固定するように配置します。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) 胴差の継手は受材心より150mm程度持ち出し、腰掛けかま継ぎ・ひら金物両面釘打ち
2 ×(誤り) 土台の継手は下木ではなく上木をアンカーボルトで締め付けるのが正しい
3 ◯(正しい) 垂木の継手は母屋の上でそぎ継ぎとし釘打ちとする
4 ◯(正しい) 大引の継手は床束心から150mm程度持ち出し、腰掛けあり継ぎ・釘打ち

選択肢2 のポイント(ここが誤り)

アンカーボルトは、上に載る方の材(上木)を基礎に引き付けて固定するように配置します。

上木を締め付けることで、継手部全体が基礎にしっかり留まるわけです。

選択肢2は「下木をアンカーボルトで締め付けた」としていますが、上木が正しいので誤りです。

ザックリ言えば、土台の継手は上の木をボルトで押さえる、ということです。

覚え方

  • 土台継手のアンカーボルト=上木を締め付ける
  • 胴差・大引=150mm持ち出し腰掛け継ぎ
  • 垂木=母屋上でそぎ継ぎ

一問一答

Q.

土台の継手では、上木と下木どちらをアンカーボルトで締め付けるか。

上木です。上に載る材を基礎に引き付けて固定します。

平成30年 2級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成30年度(前期)2級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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