ゼロから学ぶ建築施工管理

  1. HOME
  2. 過去問解説
  3. 2級建築施工管理技士
  4. 平成30年
  5. > No.25 シーリング工事

平成30年度(前期)2級建築施工管理技士 学科試験 No.25 を解説、シーリング工事

平成30年度(前期)2級建築施工管理技士 学科試験 No.25 は、シーリング工事 に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なもの(または誤っているもの)を選びます。

この問題で問われていること

  1. 打継ぎ位置とそぎ継ぎ
  2. 深い目地のバックアップ材
  3. 硬化・接着状態の確認
  4. プライマー塗布後の充填時期

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢4(プライマー塗布後は所定時間内(当日)に充填する(数日後は不可))

プライマーは、シーリング材と下地の接着をよくするための下塗りなんです。

プライマーは塗布後、適切な乾燥時間(オープンタイム)をおいてから、その日のうちにシーリング材を充填します。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) 打継ぎは交差部・角部を避けそぎ継ぎとした
2 ◯(正しい) 目地が深い場合はバックアップ材で所定深さに調整した
3 ◯(正しい) 硬化状態は指触で、接着状態はへらで押えて確認した
4 ×(誤り) プライマー塗布後は数日も置かず、乾燥後(当日中の所定時間内)にシーリング材を充填する。1日経過は不適当

選択肢4 のポイント(ここが誤り)

プライマーは塗布後、適切な乾燥時間(オープンタイム)をおいてから、その日のうちにシーリング材を充填します。

時間を置きすぎる(1日経過など)と、ほこりが付いたり効果が落ちたりして接着不良の原因になります。

選択肢4は「1日経過してから充填」としていますが、置きすぎは不適当なので誤りです。

ザックリ言えば、プライマーを塗ったらその日のうちに打つ、ということです。

覚え方

  • プライマー後=所定時間内(当日)に充填(1日経過は不可)
  • 打継ぎは交差部・角部を避けそぎ継ぎ
  • 深い目地はバックアップ材で調整

一問一答

Q.

プライマー塗布後、1日経過してからシーリング材を充填してよいか。

よくありません。所定の乾燥時間をおいた当日のうちに充填します。置きすぎると接着不良の原因になります。

平成30年 2級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成30年度(前期)2級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

Topへ >>