ゼロから学ぶ建築施工管理

  1. HOME
  2. 過去問解説
  3. 2級建築施工管理技士
  4. 令和元年
  5. > No.38 品質管理の用語

令和元年度(前期)2級建築施工管理技士 学科試験 No.38 を解説、品質管理の用語

令和元年度(前期)2級建築施工管理技士 学科試験 No.38 は、品質管理の用語 に関する問題です。

この問題では、4つの記述から正答を1つ選びます。

この問題で問われていること

  1. 見える化
  2. QCDS
  3. 特性要因図
  4. 5S

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢2(これが最も不適当な記述)

品質管理には、計画・実施・点検・処置を回す考え方があるんです。

選択肢2はその考え方をQCDSとしていますが、計画・実施・点検・処置のサイクルはPDCAなので誤りです。QCDSは品質・コスト・工期・安全を指す別の用語ですね。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(適当) 見える化は問題等を明確にし関係者全員が認識できる状態にすること
2 ×(不適当) 計画・実施・点検・処置のサイクルはPDCA。QCDSは誤り
3 ◯(適当) 特性要因図は特性と要因の関係を魚の骨の図にまとめたもの
4 ◯(適当) 5Sは整理・整頓・清掃・清潔・しつけの頭文字

選択肢2のポイント(ここが誤り)

計画(Plan)・実施(Do)・点検(Check)・処置(Act)を繰り返して品質を高める考え方をPDCAというんです。

一方、QCDSは品質・コスト・工期(納期)・安全という管理の対象を並べた言葉で、サイクルの名前ではありません。混同しやすいところですね。

ザックリ言えば、計画→実施→点検→処置のサイクルはPDCA、ということです。

覚え方

  • 計画・実施・点検・処置=PDCA
  • QCDSは品質・コスト・工期・安全
  • 特性要因図は魚の骨の図

一問一答

Q.

計画・実施・点検・処置のサイクルを何というか。

PDCAです。QCDSは品質・コスト・工期・安全を指す別の用語です。

令和元年 2級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和元年度(前期)2級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

Topへ >>