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平成28年度 2級建築施工管理技士 学科試験 No.24 を解説、廃棄物

平成28年度 2級建築施工管理技士 学科試験 No.24 は、廃棄物に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、廃棄物の処理及び清掃に関する法律上 誤っているものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 産業廃棄物に当たるもの
  2. 一般廃棄物に当たるもの
  3. 詰所から出る新聞・雑誌の扱い
  4. 事業活動にともなうかどうかの判断

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢2(これが誤っている記述)

工事現場から出るゴミは何でも産業廃棄物、と思いがちなんです。でも紙くずのように品目が限られているものもあるんですね。

選択肢2は詰所から出る新聞・雑誌を産業廃棄物としていますが、誤りです。これは事業系の紙くずで一般廃棄物にあたるんです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) 工事に伴うコンクリート塊は産業廃棄物である
2 ×(誤り) 詰所から出る新聞・雑誌は一般廃棄物である
3 ◯(正しい) 工事に伴う廃プラスチック類は産業廃棄物である
4 ◯(正しい) 工事に伴う金属くずは産業廃棄物である

選択肢2のポイント(ここが誤り)

廃棄物は、大きく産業廃棄物と一般廃棄物に分かれます。産業廃棄物は、事業活動にともなって生じたもののうち、法律で品目が定められたものです。

建設現場でいえば、コンクリート塊やがれき類、廃プラスチック類、金属くずなどが産業廃棄物にあたります。

ところが、紙くずは少し注意が必要です。建設業で出る紙くずは産業廃棄物ですが、作業員詰所で読まれた新聞や雑誌は、工事そのものから出たものではないんです。

これは生活ごみに近い性質の紙くずなので、一般廃棄物として扱います。同じ紙でも、出どころで区分が変わります。

選択肢2は、この新聞・雑誌を産業廃棄物としていて誤りです。ザックリ言えば、詰所から出る新聞・雑誌は一般廃棄物、ということです。

覚え方

  • 詰所の新聞・雑誌=事業系の紙くずで一般廃棄物
  • コンクリート塊・廃プラ・金属くず=産業廃棄物
  • 同じ紙でも、出どころで区分が変わる

一問一答

Q.

工事現場の作業員詰所から排出された新聞・雑誌は、産業廃棄物か一般廃棄物か。

一般廃棄物です。工事そのものから出たものではなく、生活ごみに近い事業系の紙くずとして扱われるためです。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成28年度 2級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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