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平成28年度 2級建築施工管理技士 学科試験 No.85 を解説、軽量鉄骨天井下地

平成28年度 2級建築施工管理技士 学科試験 No.85 は、軽量鉄骨天井下地に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 高速カッターによる野縁切断面の塗装
  2. 野縁受のジョイント位置のずらし方
  3. 吊りボルトの端部からの距離と間隔
  4. ボード1枚張りのための野縁の間隔

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢3(これが最も不適当な記述)

吊りボルトは間隔と端部距離の2つの数字があり、混ざりやすいところですね。

選択肢3は端部から300mmとしていますが違います。端部からの距離は150mm程度なんです。間隔900mm程度のほうは正しいんです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) 高速カッターによる野縁の切断面は錆止め塗装を行わなくてよい
2 ◯(正しい) 野縁受のジョイントは吊りボルト近くで隣り合う位置を1mずらす
3 ×(誤り) 吊りボルトの端部からの距離は150mm程度。300mmは誤り
4 ◯(正しい) ボード1枚張りのため野縁の間隔は360mm程度とする

選択肢3のポイント(ここが誤り)

吊りボルトは、天井下地を上のスラブからつり下げる棒です。この配置には2つの数字を覚える必要があります。

1つは吊りボルトどうしの間隔で、これは900mm程度です。選択肢3のうち、この間隔900mm程度は正しい記述です。

もう1つは天井の周囲の端部からの距離です。端のほうが垂れ下がりやすいので、端部から150mm程度の近い位置に吊りボルトを入れます。

選択肢3はこの端部からの距離を300mmとしていますから、ここが不適当です。端から離れすぎると、天井の縁が下がってしまうからです。

ザックリ言えば、吊りボルトは間隔900mm、端部から150mm、ということです。

覚え方

  • 吊りボルトの端部からの距離は150mm程度
  • 吊りボルトの間隔は900mm程度(こちらは正しい)
  • 端は垂れやすいので近めに配置する

一問一答

Q.

軽量鉄骨天井下地の吊りボルトは、周囲の端部からおよそ何mmの位置に配置するか。

150mm程度です。端部は垂れ下がりやすいため近めに入れます。300mmは離れすぎで誤りです。間隔は900mm程度です。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成28年度 2級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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