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平成29年度(前期)2級建築施工管理技士 学科試験 No.21 を解説、現場に設置する技術者(建設業法)

平成29年度(前期)2級建築施工管理技士 学科試験 No.21 は、現場に設置する技術者(建設業法) に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なもの(または正しいもの)を選びます。

この問題で問われていること

  1. 下請業者の主任技術者
  2. 実務経験による主任技術者
  3. 元請の主任技術者と下請金額
  4. 専任技術者の兼務

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢4

現場の技術者配置は、主任技術者・監理技術者の要否と専任のルールがポイントなんです。複数現場の兼務に注意します。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) 下請として工事を請け負った建設業者は下請代金の額にかかわらず主任技術者を置く
2 ◯(正しい) 建築一式10年以上の実務経験者は建築一式の主任技術者になれる
3 ◯(正しい) 元請で下請総額が一定額未満なら主任技術者を置く(一定額以上は監理技術者)
4 ×(誤り) 専任が必要な主任技術者は、同一業者が同じ場所で行う密接に関連する工事であれば同じ主任技術者が兼ねて管理できる。「管理してはならない」は誤り

選択肢4 のポイント

主任技術者は原則として工事ごとに専任が必要ですが、例外があるんです。

同じ建設業者が、同じ場所または近接した場所で、密接に関連する複数の工事を行う場合は、一人の主任技術者が兼ねて管理できます。

選択肢4は「同じ主任技術者が管理してはならない」としていますが逆で、密接に関連する工事なら兼務が認められます。

ザックリ言えば、隣り合う関連工事は一人の主任技術者で見てよい、ということです。

覚え方

  • 密接に関連する近接工事=同一の主任技術者が兼務できる
  • 下請業者=金額にかかわらず主任技術者を置く
  • 元請で下請総額が大きいと監理技術者が必要

一問一答

Q.

同一業者が同じ場所で行う密接に関連する複数工事は、一人の主任技術者が管理できるか。

できます。密接に関連し近接した工事であれば、同一の主任技術者が兼ねて管理できます。

平成29年 2級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成29年度(前期)2級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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